苫米地さんの本は内容がわかりにくい。
頭がいい人ですが、伝え方はあまりうくないように思います。
人にとって神は生きるために必要だったということです。
なぜなら、死への根源的な恐怖、生きることの苦しさなどがあるため、これらを乗り越えるために神を創りました。
神が人を創ったんではなく逆です。
確かに、神という完全存在がいると信じることができれば、安心感が得られます。
また、死んだら神の国に行けるから現世ではよいことをしないといけない。このような教えを信じれば、悪いことをしないで済むでしょう。
神がいることでこの世の中は平和で安定するということです。
しかし、一方で絶対であるはずの神が複数存在することで争いのきっかけともなっています。いわゆる宗教戦争などがそうです。
そういう意味では神を創ったことはメリッとだけでなくデメリットも生み出しました。
一方、釈迦の仏教は、神とか天国とかそういうものを全部否定しました。また、輪廻転生もないと語ってます。
「仏教では輪廻転生があると言われているのでは?」
確かに、そうですが、それは釈迦の没後に付け加えられたようです。
釈迦の語ったことは縁起で、すべての存在は関係性の上で成り立っているということです。
釈迦が何を悟ったかわかりやすく開設している動画がこちら。
これが本当かどうかわかりませんが。