最近のニュースはネガティブなことの方が多いです。
たぶん、その方が視聴率が取れたり、ニーズがあったり、重要であると判断されているのでしょうね。
でも、ネガティブなニュースを見ると、怒りを感じやすくなります。
例えば、先日のイギリスマンチェスターでのテロ。
詳細にチェックすればするほど、理不尽さに悲しみと怒りの感情が沸いてしまいます。
怒ってもしょうがないのに、もう、起きてしまったことだし。
冷静に受け止めることができたら、感情はざわざわしないのでしょうけどね。
でも、自分の心の琴線に触れるようなことだと、どうしても感情がざわめきます。
先日紹介した、草薙龍瞬さんの本に書かれているように、冷静に受け止められたら反応は起きないはずです。
大事なのは、現実を受け入れてこれからどうするかなのですから。
しかし、テロというのは厄介です。
結局、個人の考え方や思想にまで踏み込んでいかないと解決はしません。
でもどんな宗教とか教育だって、人命を尊重することは何よりも大事だと思うのですけどね。
正義の名の下、神の名の下であれば、何をしてもいいというのは、偏った考え方です。
エックハルトさんがある本の中でドグマ(教義)が人を苦しめていると語ってましたが、まさにそう思います。
ドグマって単なる言葉なのに、言葉に踊らされてしまうなんて。
あれこれ考えても仕方がありません。
私は私の心の中を平和にすることしかできませんから。