人が、何か新しいことをやる時、最初は全く知りません。
だから、誰かに教わるとか、本などで学ぶとかが必要です。
この何かを学ぼうと思うとき、最も大事なことが素直さです。
素直さを忘れて自己流でやってしまうと、失敗する可能性大です。
そして何度やっても失敗ばかりしてしまいます。へこたれずに続ければいつかものになるかもしれませんが、時間は有限ですからなるべくなら失敗の数は減らした方がよいと思います。
また、素直であることは、人によっては耐えがたいことかもしれません。ですが、「石の上にも三年」という言葉があるように素直さは、本格的に運動するための準備運動のようなものです。
準備運動をするから、そのあとに運動をしたときに怪我をしないで済むのです。
この準備運動をおろそかにすると、怪我をします。そして、その怪我が治るまで時間がかかるので、運動するのが遅れていきます。そして、しまいには運動することが嫌になるんです。
「何度やってもダメだからもう嫌だ」というように。
もちろん、あきらめずにやればいいんでしょうけど、人は弱いものです。
何度も失敗して挫折をすると、気持ちが落ち込んでいくんです。だからここそ、最初から素直になって学ぶほうがいいです。この方が最短で学ぶことができます。
時には、素直にやることがまどろっこしく感じるかもしれませんが、「急がば回れ」です。
自分らしさを出すのはまずは素直に教科書どおりやってからでも全然遅くは、ないのですから。