名越康文さんの「自分を支える心の技法」を読みました。
レッスン1:心とは何か
レッスン2:人はなぜ怒るのか
レッスン3:怒れる人を礼賛する日本人
レッスン4:怒りの正体を知る
レッスン5:「心の基準点」をつくる
レッスン6:対人関係をストレスにしない
レッスン7:自分自身と対話する
レッスン8:「性格分類」を学んでストレス解消!
まず、読んだ感想ですが、まあまあです。
ただ、心に響いたり、なるほどと納得したりする言葉がいくつかありました。
ですので、読む価値はあるかなって思います。
この本、以前出版されていたのをさらにブラッシュアップしたもののようです。
しかし、とりとめがなく文章が書かれている部分があり冗長に感じることがありました。
ですので、☆は3.5です(5点満点)w。
この本で言いたいことは、
「自分の心をコントロールするための術を知り、実践するといいですよ」
です。
そのために、まずは怒りというものの正体を知り、それをなくすようにしていくための方法について、述べられています。
著者は精神科医でありながら、仏教とか禅の考え方も取り入れていて、やはりここに行き着くかという感じがしました。
怒りが私達を苦しめているということは確かにそう思います。
でも、怒りがなくなるということは、聖人でもない限りありえないでしょうから、怒りが生じらそのことに気づいて、少しでもそれがひどくならないようにするしかないでしょうね。
「人はなぜ怒るのか?」
この理由についてのくだりは、納得してしまいました。
言われてみればそうだなってw。
気になる人は読んでみたらどうでしょうか(*^o^*)。