「どんな問題もなくなる魔法の言葉」というと大げさかもしれませんが、問題があったとしてもその問題がなくなる言葉があります。

それは、

「それがどうした?」

です。

「えっ、意味がわからない」と思ったでしょうか。

具体的に説明すると

・給料が安くて、生活苦しくてもうどうしようもない ⇒ 「それがどうした?」
・リストラされて明日からどうすればいいかわからない ⇒ 「それがどうした?」
・末期のガンと告知されて、これからどう生きていけばいいかわからない ⇒ 「それがどうした?」
・恋人に振られて寂しくて仕方ない ⇒ 「それがどうした?」
・親が認知症になり介護がつらい ⇒ 「それがどうした?」

「それがどうした?」は自分の中に生じた問題に対して、自分がそれを客観視して、疑問を投げかける言葉です。

この言葉の裏には、

・執着しなければ、どおってことはない
・受け入れてしまえば、どおってことない
・許してしまえば、どおってことない
・気にとめなければ、どおってことない
・価値判断しなければ、どおってことない

ということがあります。

つまり、自分が意識を向けることが起きたことを問題たらしめているということです。

「問題は何もない。あなたが問題視した時だけ問題となる」

です。