先日書いた記事、アドラーの課題の分離について。

誰の課題かを分離することで、課題の解決がスムーズになるという話しをしました。

ですが、課題の分離をするのは、自分です。

どこまでが自分の課題で、どこまからが自分以外の課題かを決めています。

自分の課題を他人の課題まで広げなければ、ストレスを感じなくなります。

他人なら割り切れますが、家族の場合はこうなかなかいかないのですw。

例えば、自分の子供が犯罪を犯そうとした場合はどうでしょうか?

子供には子供の人生がある。つまり、子供の課題なのだから、子供が自分で決めればいい。

アドラー的に課題分離すると、こうなります。

なんかおかしいですよねw。

親は、子供に「犯罪を犯すべきではない」と諭すべきでしょうか。

確かに、常識的にはそうです。ただ、その犯罪がイタズラ程度の大したことがないとしたら、どうでしょう。

細々と、「犯罪をすべきではない」と言う方がいいのでしょうか、それともケースバイケースで、判断すべきでしょうか。

正解は、たぶん誰にもわからないです。

結局、課題は自分で分離するしかないということです。

なので、いろいろなケースで課題分離を意識して行ってみて、その結果から自分なりの課題の分離のやり方を見極める必用があります。

私個人は、課題分離を意識することで、イライラが減ったように思います。

つまり、課題を自分で抱え込み過ぎていたということです。

逆に、人に無関心な人は課題分離して自分の課題が少なくなっている人もいるかもしれません。

そういう意味では、課題分離を意識することで、バランスがとれた人間関係が構築できるのではないでしょうか。