鳥取県で「タルマリー」というパン屋を営む渡邉 格(わたなべいたる)さんの書籍。
天然酵母と自然栽培の小麦でパンを作る「不思議なパン屋」。
手間がかかるが、独特の風味と味が資本主義経済で誕生した腐らない経済を揺るがすかもしれない。
単に自然素材で作るパンの話しではなく、経営効率優先、利益優先という資本主義に警笛を鳴らす作品です。
読んでの感想。
刺激的な本です。
今の資本主義経済の矛盾に気づかせてくれ、読者に「あなたは今の生き方でいいのですか?」と問いかけてくる。
どんなに働いても働いても幸せになれない。
そんな働き方にも「それでいいのだろうか?」と考えるきっかけを作ってくれる本と言えます。
サラリーマン、主婦などすべての人に、一度は読んでみて欲しい本です(*^o^*)。