日本であらゆるところで人手不足が進んでます。
特に人手不足が深刻な農業ですが、今、外国人労働者への依存が進んでいるそうです。
20代・30代の若い世代だけでみると、茨城県では3人に1人が外国人労働者です。
農家の人が、「外国人労働者がいないと、農家はなくなる」と語っていました。
また、この状態は、農家が作る作物にも影響を与えています。
茨城ではメロンが有名だそうですが、メロンは、収穫時期が限られます。
一方、外国人労働者を雇うと給料を払わないといけなくなるので、メロンだと厳しいのです。
そこで、メロンをやめて葉物野菜を育てるようになってきているようです。
葉物野菜なら年中育つし収入も安定するためです。
このような現状が進めば、特定の作物だけが作られるようになります。すると、海外からの輸入作物が増えていくことになります。
これをよしとするかどうかは、難しいところです。
さらにこの人手不足が進むと、日本でのビジネスとしての農業は完全になくなるかもしれません。
そうならないためには、効率化と共に、人を増やすための施策なども必用かと思います。