昨日、フジテレビ、ザ・ノンフィクション「あっちゃんと翔平 」を見ました。
あっちゃんは「結婚はしたくない、でも子どもが産みたい」ということで、翔平さんという人から精子を提供してもらい、実際に今、シングルマザーです。彼女は大阪の長屋に友人らと住み、そこで皆で子育てをしています。
翔平さんとの縁は全く切れたわけではないが、翔平さんが会いたいと思った時、会う程度。翔平さんは東京でバイトしながらカメラマンを目指しているそうです。
あっちゃんがなぜ、このような選択的シングルマザーを選んだのか。
それは、、子供の頃、両親のケンカを四六時中見ていたそうで、それがトラウマになったようです。ある意味結婚して子供を育てる中での家庭内での葛藤を嫌悪してしまったのでしょう。だから、子供は欲しいけど、夫はいらないと。でも一人じゃ子育ては無理なので誰かに手伝って欲しいと。
あっちゃんは、将来、子供にこの選択的シングルマザーのことを正直に話すそうです。
子供はどう思うのでしょうね。
子育てに正解はないが、今の日本の常識からして受け入れない人が多いと思います。
私はあっちゃんの生き方に正直いい感じがしません。
私は自分がなぜいい感じがしないかを分析しました。
・両親が揃っていたほうが家庭として幸せ(シングルマザーがダメというわけではないが)になれると思えるのでそれをしないことに嫌悪感を感じる
・親の我欲で子供が片親になるため子供がかわいそうに感じるので逆にそういう親に身勝手さを感じる
・親としての責任感が薄いため怒りを感じる
言葉にすると、今ひとつな感じですが、直感的に夫婦で子育てをするのがベストに思えるのです。
もし、結婚して死に別れたり、離婚でシングルマザーやシングルファーザーで子育てをするのであれば、それはそれでありです(まあ、理由によりますね)。
結局、私は、「誰のために」ということが大事だと感じました。
子供のことを思ってあえてシングルで子育てをするのであれば、納得感を感じますし、その方がよいと思います。
でも、自分のエゴのためにシングルで子育てをするのは、身勝手さ、我が儘さ、ずるさを感じます。
子育ては自分の幸せのためだけにするものではないです。家族の幸せのためにするものです。
ですが、番組を見た限りあっちゃんは自分のことを最優先していて子供や周りのことを蔑ろにしている感じがしました。
だから、私は怒りを感じてしまうのです。
また将来、子供は父親から愛されて生まれたのではないと感じてしまう可能性があります。
この家族が今後どうなるかわかりませんが、二人が結婚して夫婦で子育てをするようになればいいなと思います(*^o^*)。