誰かに助けられると嬉しいですよね。

本当に困っている時ほど。

一方で助ける人はどうでしょう。

助ける人も嬉しいです。

それは相手が喜ぶというだけでなく、人を助けられる力がある自分を感じられ、自信や自己肯定感が上がるからです。

子供の頃、道徳で

「人を助けなさい」

と学びますが、助けなさいと言われて助けようと素直に思えないこともあると思います。

ですが、人生という経験をしていくと

「人を助けたい」

という心が次第に芽生えてくるかと思います。

これは仏教で言うところの慈悲の心に通じるものでしょう。

もし慈悲の心を自分の大切な人(例えば家族など)だけでなく、他の人にも平等に感じることができたら、争いやもめ事などはなくなるはずです。

ただ、慈悲の心を起こすことは簡単ではないです。

どうしても、自我や欲が邪魔をします。

だからこそ、お釈迦様は欲を滅するように語りました(ここでの欲は我欲)。

凡人には難しいですがだからといって欲望のままに生きることは、自分のためにも良くないでしょう。

まずは、できることから(*^o^*)。