嫌いな人って一人や二人はいますよね。

そして、嫌いな人に好かれるのは嫌な感じがしてしまいます。

これはなぜでしょう?

好かれるのですから別に何の問題もないように思いますが…。

考えられる理由はこちら。

1、嫌いな人を好きになるように強要されている感じがしてしまう
2、嫌いな人から攻撃されているように感じてしまう

まず1ですが、嫌いな人から好感を持たれるつまり、好きという気持ちを与えられるために、お返しとして自分も相手に好感を持ってもらわないといけないと思ってしまうということです。

つまり、返報性の原理のようなものです。

でも、本人は嫌いなわけですから、好きになれと強要されるのが嫌なわけです。

次に2ですが、嫌いな人から好きだと思われているということは、嫌いな人がまるで身近にいるような感じがしてしまいます。つまり、近くにいるのです。

近くに嫌な人がいるため、嫌な気持ちになってしまい、まるで攻撃されているように感じるのです。

つまり、恐怖を感じるためにそれが嫌な感情となってあらわれます。

このように嫌いな人には、好かれるよりも嫌われている方が嫌な感じがしません。

なぜなら、お互いに嫌いならお互いに距離が離れるためにお互いに気が楽だからです。

でも、なぜ嫌いな人が嫌いなのか、この理由を自分に問うていくと、結局、その嫌いな理由は、自分にも当てはまっているのです。

例えば、

・あいつは人のことを無視するから嫌い ⇒ 自分も人のことを無視している

・あいつはすぐ怒るから嫌い ⇒ 自分もすぐ怒る

結局、誰かを嫌いな時、その誰かは自分の投影であり、自分のことも嫌いだったりするのです。

これは、なかなか気付きにくいしそう思えないかもしれませんが(*^o^*)。