私達は、
「○○がわかった」
とか
「△△はよくわからない」
とか言いますよね。
でも、この「わかる」とはどういうことなのでしょう?
「わかる」がわかれば「わからない」もわかりますw。
この問い、ちょっと考えただけではわかりません。
「わかる」と近い言葉に「知る」があります。
1、私は彼のことを知ってます。
2、私は彼のことをわかっています。
1の場合、単に彼の外面、つまり名前とか職業とかそういうことについての知識があるという感じです。
2の場合、彼の外面だけでなく内面も含めて知識があるという感じです。
こう見ていくと、「わかる」とはある一つの事柄に対して多角的かつ深く掘り下げた知識を有しているということかなって思います。
例えば、
「私は蒲焼きの作り方をわかっています」
という文章があったとしたら、この語り手は相当な蒲焼き作りの熟練者という感じです。
この道何十年というw。
でも
「私は蒲焼きの作り方を知っています」
という文章だと、この語り手は蒲焼きの作り方を見たことがあって知識はあるけど、蒲焼きの作りの熟練者ではなく、蒲焼きの作り方の知識を一通り知っているだけという感じです。
私達は何かに対して「わかる」というレベルまで到達するととても満足感を感じます。
直感的には、「わかる」ということは、そのわかる対象と1つになることのような気がします。
逆に「わからない」状態だと分離感があるので、不満足なのです。
もし、自分のことがわかればきっと大きな満足感が得られるはずです(*^o^*)。