あなたは嫌いな人がいますか?

たぶん、誰でも1人や2人はいるかも知れません。

でも、本当に嫌いなのは人じゃないです。

人を嫌いだと思う時のプロセスを細かく見てみます。

人を見る(行動)⇒不快感(感じること)⇒見た人が嫌い(判断、思考)

このように「人が嫌い」というのは判断(思考)です。

不快感を感じたことで、嫌いな人だと判断しているのです。

結局、嫌いな人というのは本当ではなく、不快感を感じるのが嫌いなのです。

つまり、不快感を感じたくないのです。それを人が嫌いと言っているだけです。

不快感を感じるのはなぜか?

それは、不快感を感じる対象が

・自分を傷つける
・自分を孤独にする
・自分の健康を脅かす
・etc

のように自分という存在の脅威になると考えるからです。

結局、人は自分を守りたいという気持ちがあるので、不快感を感じることを避けたいのです。

自分という存在の脅威になるかどうかは、人の思い込み、信念、考え方によります。

ですので、人それぞれです。

もし、嫌いな人がいてそれを嫌いでない人にしようとしたら、不快を感じる原因である自分の思い込み、信念、考え方を見つけ出し、それを変えればいいことになります。

そうすれば、嫌いな人は嫌いな人ではなく、ただの人になります。