ここ数日、不安と恐れが襲ってきていました。
これが、怖い。これが不安だという、恐れの元がわかっているものもあるし、そうではない漠然とした不安や恐れもありました。
なので、夜中の2時頃に目が覚めて、眠れなくなりました。
なんで、こんなに怖いのだろう、不安なのだろう。
どうしたらいいのだろう。
そして、どうにかこの不安や恐れから逃れたくて、ユーチューブで、
「恐れとは?」
を検索しました。
恐れを見極めることで、恐れから逃れたかったのです。
youtubeで為末さんの動画が参考にはなりました。
でも、なかなか自分がこれだというものが見つかりませんでした。
しかし、ひらめいたのです。
私が恐れとか不安になっていることにたして
「~でもかまわない」
を付けることで。
例を挙げると、
死ぬことが怖くて、悩んでいるとしたら
「私は死んでもかわまない」
このように言うのです。
これは、声に出さなくても出してもいいです。
ただ、できるだけ本気で言うのです。
もし、本気になれないとしても、何度も何度も繰り返し言うのです。
この自分が心の底から怖い、不安だと思っていることを、「かまわない」と肯定することで、その恐れや不安が減少します。
もしくは、なくなっていきます。
なぜかというと、恐れや不安は、自分でその恐れや不安となることを考えてしまい創り出しているものだから。
死ぬのが怖い場合は
・将来、死ぬなんて嫌だ、どうしたらいいのだろう。
・歳をとって病気になりやすくなっている。怖い
・etc
死ぬというストーリーを自分の中で創ることで、死ぬのが怖いという感情が増幅し止まらなくなるのです。
でも、
「私は死んでもかわまない」
このように言うことで、この死ぬというストーリーが思い浮かばなくなります。
なぜなら、死んでもいいと宣言しているので、それでもうそのストーリー展開が不要になるから。
つまり、死ぬのを避けたいと逃げると、死ぬことを認めるまで、死のストーリーが展開されてしまうのです。
たぶん、このように考えたくはないのに、考えてしまうということを経験したことがある人は結構いると思います。
もし、死ぬことが怖くなっても、死ぬという考えを途中でストップできればいいのでしょうけど、私はできませんでした。
ですので、死ぬというストーリーを止めるために、あえて、もう死んでもいいと肯定したのです。
この方法はいろいろ使えます。
例えば、
・学校でいじめられるのが死ぬほど怖い
・会社で上司に怒られるのが怖い
・母親が死んでしまうと考えると不安
・認知症になってしまうのではないかと不安
・etc
これらは実際にそうなってないのに頭の中で考えて怖がったり、不安になっているのです。
ただ、注意したい点があります。
学校でいじめられていて、学校に行くといじめられるという状況の場合、
学校でいじめられているのは事実です。
ですので、いじめられないように何らかの対処をすることは必要です。
ここでの不安、恐れからの解放について手法は、あくまでも自分が一人でいて思考することで、不安や恐れをいだき苦しむ場合です。
目の前にいじめっ子がいて、いじめられている瞬間は、怖かったり不安なのは当然です。怖がることで、その場から逃げたり、窮鼠猫を噛むで相手に襲いかかる。
そのために、恐怖を感じるからです。いわゆる防衛反応として恐れたり不安になるってことです。
でも、考えることで、不安や恐れになるのは、一人芝居です。
自分で勝手に、不安や恐れとなるストーリーを創ることで苦しむからです。
こういう場合に使えるのが今回ご紹介した方法です。
やり方をまとめると、
①不安や恐れの元となる考えを書き出す
②その考えを「かまわない」と言葉にする(本気で、集中して)
これをやることで、思考が静かになります。
私の感覚では、瞑想に近いものがあります。
思考がなくなると、不安や恐れはなくなります。
結局、不安や恐れは自分が創り出しているのです。