2016年10月29日(土) に放送されたNHKスペシャル「あなたもなれる“健康長寿”徹底解明 100歳の世界」を録画しておいたのを見ました。
この中で、長寿の秘訣が紹介されていました。
「長く生きれるかどうかって遺伝じゃないの?」
と思うかもしれませんが、遺伝の影響は25%、75%が環境だそうです。
長寿の秘訣は、
慢性炎症を起こさないようにすることです。
そのためには、
・食事(抗酸化力があるものがよい)
・運動(ある程度負荷をかける)
・満足度(自分のためではなく人を喜ばす)
この3つが大事なようです。
まず、食事ですが抗酸化力があるものがいいです。たとえば、野菜、魚介類、など。
ただし、食べるものは自分が生まれ育ったところでとれるものがいいようです。他の地域だと効果がないことがあります。つまり、体質が自分の地域とマッチしているものを食べるのがいいってことです。
日本人が洋食を食べてばかりだと、たぶんよくないです。身体に合わないからです。日本人は日本食中心の食事の方が健康長寿でいられるはずです。
次に運動です。運動は軽めよりもある程度負荷がかかる運動がよいようです。紹介されていた100歳以上のお年寄りは、100歳を越えても身体を動かして働いていたり、農業をしていました。
人間は動かないとダメです。死ぬまでw。
最後に満足度。
満足度にも健康長寿につながる満足度とそうでない満足度があるようです。
例えば、食べたいだけ食べたり、自分のために買い物をするのは長寿につながらない満足度です。
一方、ボランティア、家族を大事にする、アート作品を作り人を喜ばせるなど、生きがいとなる満足は、健康長寿につながっていきます。
今回なるほどって思ったのは、
・自分が生まれ育った地域の食事が一番、健康長寿にいい
・人に喜んでもらえることをするのが、健康長寿にいい
ということです。
私は自然とそういう心持ちになってきているので、今の自分の生きる方向性を一致しています。
中には
「長生きなんてしなくてもいいや」
と思う人もいるかもしれません。
でも、そういう人は人生の満足度が低いのだと思います。高い人であれば、そういう考え方はしませんから。
まあ、長生きに執着し過ぎるのもどうかなって思いますが、生きられるだけ生きるほうがよいと思います。
それだけ、たくさん人を喜ばせることができますからね。
「生きるってどれだけ人を喜ばせるか」
結局、これでしょうね。
あと、100歳以上になるとネガティブではなくポジティブなことばかり考えて、今に満足してしまうようです(老年的超越)。
嫌な記憶は忘れて、いい記憶だけを覚えているそうですw。
こうやって精神状態をよい状態に保てるのは素晴らしいですね。
ただ、100歳まで待たなくても「今」この状態になっちゃえばいいんではないでしょうか?
今にいれば今しかないので過去の記憶は関係ないですから^^。