NHKこころの時代を録画してます。
後で見ていいと思ったら保存します。
主に宗教や人生についての話題なんですが、いろんな気づきがあります。
この番組を見ると昔の人の凄さや宗教の持つ素晴らしさを感じたり、さまざまな洞察や気づきがあります。
今の人の心と昔の人の心、心自体はそれほど変わりません。環境はかなり変わりましたけどね。
いまだに生老病死の悩みがあることに変わりませんし。
先日は慈雲尊者について高野山の僧侶である小金丸泰仙さんが語られていたんですが、慈雲尊者という人は凄いですね。
勉強家で、慈悲意識が高い人だと感じます。
また、慈雲尊者書かれた「十善法語」と「人となる道」について話しですが、今にも通じる内容でした。
簡単に言えば、人が人となり、そこから仏になるまでの道筋について具体的に書かれていて、そのためにどうすればいいかがわかります。
別に悟るためにいい人にならなければいけないわけではないですが、いい人になる過程のなかに悟るためのきっかけ(縁)があります。
だから、いい人になろうとすることも道として説かれているんです。
結局、書かれていることを理解して実践すること。ここがポイントになります。
私は特定の宗教を信じていて熱心になることはないですが、仏教や禅の瞑想とか、考え方などは結構好きです。
宗教がこれだけ古くから今にまで残っているのは、やはり価値があるからです。
たぶん、単に強制されただけの教えだったらこんなに長くは続かなかったでしょう。