「あの人は○○だ」

「私の考えは間違っていない」

「彼はいつも○○だからダメなんだ」

どんな判断であると、それは思い込みです。

思い込みは所詮思い込みに過ぎないのですが、それが正しい、正義だと主張することはある意味危険です。

戦争は自分こそが正義だという主張で始められて、時にはそれがずっと続きます。

ですが、たいていの人にとって戦争は好ましいものではなく、多くの不幸を生んでしまいます。

私達の誰もが、思い込みの世界に住んでいることを自覚して、そこから抜けだして、自分に正直になりさえすれば、今よりももっと世界の争いは減るでしょうね。

ただ、これは戦争ばかりではないです。普段の生活にも当てはまります。

生きていると必ず、人間同士の争いがあります。その争いの根っこにあるのは、

「私の考えが正しい」

です。

だから、争いが起きます。

私の考えは、あくまでも私の視点から見た正しさです。

争い相手の視点から見れば、争い相手の考えも正しいです。

正義と正義の争いです。

これがエスカレートしてしまうと、戦争になってしまいます。

思い込みの世界から目覚めれば、戦争はとてもバカらしいことに気づくでしょう。